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朝吹 真理子
小説家
あなたにとって「Clothing=衣服」とは、どんな存在ですか?
猫の獣毛が憧れです。
あなたにとって「Contemporary Life=現代生活」とは、どんな生活ですか?
生と死の境界がはっきりしすぎている。
(ほんとうはとてもあいまいなはずなのに)
生活のかたわらに、いつもうっすらと煙とか湯気のように、死は流れていると思います。
(ほんとうはとてもあいまいなはずなのに)
生活のかたわらに、いつもうっすらと煙とか湯気のように、死は流れていると思います。
あなたが今考える事は、どんな事ですか?
あまり考えごとをしないのですが、
だいたいつぎの食事のことを考えている気がします。
2020年10月26日の今日は、
朝はソーセージとパンケーキにコーヒー
昼は白米(パック)と缶詰の角煮を食べました。
夜は、たぶんみりん干しとみそ汁です。
だいたいつぎの食事のことを考えている気がします。
2020年10月26日の今日は、
朝はソーセージとパンケーキにコーヒー
昼は白米(パック)と缶詰の角煮を食べました。
夜は、たぶんみりん干しとみそ汁です。
渡邉 康太郎
Context Designer
あなたにとって「Clothing=衣服」とは、どんな存在ですか?
服についてあまり考えたことがありませんが…。
好きな服ほど旅行に着ていきたいと思うのはなんでなんだろう。異なる世界をみるとき、いつもと同じ自分を持っていたい、ということなのか。
衣服は、身体を外からまもりながら、同時に自分らしくあろうとするもの、なのかしら。外は世界に、内は肌に触れている界面。服によって自分の“分人”が引き出されるのも、なんともおもしろい。
そういえば、日々抹茶を点てています。一服、二服と数えるのは、鎌倉の栄西の時代、お茶は薬だったからなんですね。内“服”して、自分の身体を内側から守る。
好きな服ほど旅行に着ていきたいと思うのはなんでなんだろう。異なる世界をみるとき、いつもと同じ自分を持っていたい、ということなのか。
衣服は、身体を外からまもりながら、同時に自分らしくあろうとするもの、なのかしら。外は世界に、内は肌に触れている界面。服によって自分の“分人”が引き出されるのも、なんともおもしろい。
そういえば、日々抹茶を点てています。一服、二服と数えるのは、鎌倉の栄西の時代、お茶は薬だったからなんですね。内“服”して、自分の身体を内側から守る。
あなたにとって「Contemporary Life=現代生活」とは、どんな生活ですか?
コロナ以降、生活の早歩きと遠回りのバランスを取り戻す機会が増えて、嬉しく思っています。
ちょっと面倒な料理も、お香を焚くのも、コーヒーをドリップするのも、時間をかけて掃除するのも以前は億劫だったけど、億劫なことがちょっと楽しい。
──というと格好いいけど、実は急ぎの仕事からの現実逃避だったりもします。
ちょっと面倒な料理も、お香を焚くのも、コーヒーをドリップするのも、時間をかけて掃除するのも以前は億劫だったけど、億劫なことがちょっと楽しい。
──というと格好いいけど、実は急ぎの仕事からの現実逃避だったりもします。
あなたが今考える事は、どんな事ですか?
コンテクストデザインという自分の道について考えています。いつの間にか使い手が作り手に、消費者が表現者に変容していく未来。
一方では、そういった社会に、自分の仕事がつながったらいいなと思います。表現者は誰しも自らの価値観を持つことができるはずで、すると世界に付与される意味がどんどん多層的になっていきます。効率とか経済価値といったわかりやすいひとつのものさしを越えた、一度では測りきれない、そもそも比べられない世界がいいな、と思います。
他方、たんに「ともにつくる」ことに対する純粋な喜びがあります。対話を通して生まれる発想や連歌で浮かびあがる異なるビジョンや、解釈によって映画や小説がさらに面白く思えたりすること。
一方では、そういった社会に、自分の仕事がつながったらいいなと思います。表現者は誰しも自らの価値観を持つことができるはずで、すると世界に付与される意味がどんどん多層的になっていきます。効率とか経済価値といったわかりやすいひとつのものさしを越えた、一度では測りきれない、そもそも比べられない世界がいいな、と思います。
他方、たんに「ともにつくる」ことに対する純粋な喜びがあります。対話を通して生まれる発想や連歌で浮かびあがる異なるビジョンや、解釈によって映画や小説がさらに面白く思えたりすること。
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